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GLOBAL EXPEDITION TEAM(グローバル エクスペディション チーム) 企画 第1弾
探険船ストックホルム号で航く
白夜の季節に訪れる スピッツベルゲン島クルーズ 12日間(8日目)

● 8日目 6月14日(土) 晴れ・曇り

朝から快晴。
09:15 朝食後、ゾディアックボートでブロムストランド氷河に向かいました。上陸後、氷河の上を歩こうと出発しましたが、土がぬかるんで歩くのが大変でした。気をつけないとズボッとはまりこんで足が抜けなくなってしまいます。何とか氷河の上に到着。遠くから、氷河の崩れ落ちる音も聞こえてきました。地面にも氷が結晶となって浮かぶように広がり、かじった氷のおいしかったこと!形もまるで宝石のように美しく、透明に輝いていました。


10:45 船に戻ってひと休み。

11:30 再びゾディアックで出発。入り江の向こうの丘の上までハイキングに行く予定でしたが、ボートを出してみると、お天気が良く右手のキングス氷河の方向に青く輝く流氷が見えたので、リサは予定を変更して少し立ち寄っていくことにしました。キングス氷河に近づくにつれて、美しく青白く輝く流氷が次から次へと見えてきて、歓声が上がりました。同時に、鳥達も次から次へと現れました。そして、アゴヒゲアザラシに接近!至近距離で見ることができました。すると向こうにもアザラシが現れ、最後にはおじいさんアザラシにも遭遇。気持ちよく日向ぼっこをしていたアザラシたちですが、私達がどうやらホッキョクグマではないことはわかったようで、のんびりこちらを向いて、何かものをいいたそうな感じでした。アゴヒゲアザラシはホッキョクグマの好物のひとつ。体は大きくて200〜250kg位あるそうです。


その後、ハイキングを予定していた地点へ向かおうとしましたが、急に風が強まって波が出てきたので船に引き返すことにしました。しかし、向かい風のためなかなか前に進まず、波しぶきがかかり、小嶺は全身ずぶぬれに。皆様が涼しいお顔で「ラフティングみたい」と楽しまれている間、ただただ、早く着きたいと願って蒼白になっていました・・・。約30分もの間、ボートに揺られてもそれを楽しもうとなさっている皆様を、「真の探検家」とお見受けしました。素晴らしい!

13:45 無事帰還。
14:15 濡れた服を着替えてから昼食。
チキンとコーンのクリームスープ、ポテトサラダ、野菜ラダなど
冷えた体に温かいスープがご馳走でした。


15:00頃 出港 昼食後、風が強まり波も高くなってきました。皆様、お部屋で少し横になってお休みになりました。
17:00頃 プリンス・カール島に上陸を予定していましたが、波が荒れてきたため予定を変更し、セント・ジョンズ・フィヨルドを目指して南下しました。
19:00  夕食

サーモンのマリネとサラダ、薄切りパンの上に乗せて、ポークのグリル・ポテトと温野菜添え、焼りんご・カスタードクリームソースとジンジャーブレッド/ロックフォール・チーズ

夕食後、船はセント・ジョンズ・フィヨルドの奥を、氷をかけ分けて進みました。ワモンアザラシもたくさんいました。ホッキョクグマは見つからず。残念。


22:45 ゾディアック・ボートで上陸 ふかふかの苔の上、ツンドラの丘を歩いて、狩猟小屋まで行きました。この小屋は立派で、最近使った形跡もありました。
こんな時間に上陸できるのも、白夜の季節ならでは。雪の残るツンドラの大地には、早咲きの花が咲き始めていました。
<船中泊>

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