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目が覚めるとそこはTRYGGHMNA(Safe Harbour-安全な港)。
朝食後、サロンで“抹茶パーティー”。船のスタッフも喜んでくれました。
09:50 ゾディアック・ボートで出発 ノルウェー政府の調査小屋の近くで上陸。この小屋からはロシアのヘリコプター基地のあるへール岬(KapHeer)やロシア人の炭鉱の町バレンツブルグが見えることから、ロシアとの関係があまりよくなかった時代、ノルウェー政府はここに調査小屋を置いたそうです。私達は雪の残るツンドラの大地をハイキングました。かわいいムラサキユキノシタの花やキョクチヤナギ(Polar
Willow)なども咲いていました。
12:20 船に戻り、すぐ出港。アイスフィヨルド(Isfjorden)を進みボーア・ベイ(Borebay)へ。ロシア人の炭鉱の町、バレンツブルグには、皆様の同意を頂き立ち寄らないことにしました。その分、自然をお楽しみいただきます。
昼食を召し上がっていただいている頃、船はボーア・ベイに入りました。正面にはボーア氷河、手前は氷に覆われた世界がまた広がりました。もうロングヤービーエンも近いところまで戻ってきています。今年はまだ南風があまり吹いていないので、北緯78度地点でもまだ氷がこんなに海に残っているのだそうです。キャプテンのお話によると南風が吹いたら、1週間くらいで溶けてしまうとか。
14:45 ホッキョクグマ発見!今回4頭目のホッキョクグマです。遠くてじっとしているので何だか実感がわきません。最後の最後にホッキョクグマを見つけることができてリサも大喜び!キャプテンが、氷の海をゆっくりとホッキョクグマの方向に船を進めてくれました。それにしても、ちっとも動きません。アザラシを食べ過ぎて、のんびりお昼寝をしているのでしょうか?それとも、じっと氷の下に来るアザラシを狙っている??
19:00 キャプテンと一緒にテーブルを囲んで、フェアウエル・パーティー
いよいよクルーズ最後の夜となりました。今夜はキャプテン、リサ、他のスタッフも一緒に夕食をいただきました。
キャプテンにとって、またスタッフにとっても日本人のグループのお客様は初めてとのことでしたが、スタッフ一同、皆様の日々前向きな行動にしきりに感心していらっしゃいました。私達からも、今回のツアーが素晴らしいたびであったことのお礼をキャプテン、スタッフにお伝えしました。
22:00頃 ストックホルム号はロングヤービーエンに向かいました。
24:00頃 ロングヤービーエン入港。