イースターのシンボル「卵とウサギ」のデコレーションが、 チョコレート屋さんのショーウインドウをかわいらしく飾っているフィレンツェに5連泊してきました。
滞在したホテルは、ベッキオ橋のすぐ近くヴァザーリの回廊が目の前にある「デリ・オラフィ」。13世紀に建てられ、修道院や貴族の館として使われたという歴史があります。
2002年にホテルとしてオープンしたばかりなので、客室はすべて新しく清潔感があり、カーテンやベッドカバーはやさしい花柄を基調にしています。バスルームには、部屋ごとに違う香りのアロマスティックが置いてあり、ホテルスタッフのこまやかな心遣いが感じられます。
何といってもこのホテルの自慢は5階にあるバーからの眺め。テラスからはアルノ川とヴェッキオ橋、ドゥオモとヴェッキオ宮殿の塔が見えるんです。フィレンツェの美しい風景を独り占めできるなんて本当にぜいたく。また、エレガントな気分で一日が迎えられそうな朝食レストランでのお食事。天井のフレスコ画の美しさや、窓から見えるアルノ川の水面の輝き・・・。毎日違うドルチェ(ケーキ)が登場するのも楽しみの一つです。
「また泊まってみたい」「自分だけの秘密の隠れ家にしたい」そんな声をお客様からも頂きました。
「旅を楽しみたいからこそ、ホテルにもこだわりたい」という思いをかなえてくれるステキなホテルでした。
ツアーコンダクター 石井
千秋