「雷龍王国の首都ティンプー・ツェチュとワンデュ・ポダン・ツェチュ見学」
2006年9月28日発

(ブータンの餓鬼達)


(プナカゾン)


(田舎で働く百姓どもたち)
 

雷龍王国の首都ティンプー・ツェチュとワンデュ・ポダン・ツェチュ見学 9日間 のコースの添乗に行ってまいりました。

つい最近まで鎖国をしていたこの国は、未だ他国の匂いが殆どなく、純粋なこの国独自の匂いが色濃く残る国でした。
周りには森林伐採なんて言葉の影すら見えない山々と田園が広がり、おそらく昔はこうだったであろう、わが国日本の昔にタイムスリップした様な感覚になりました。そして出会った人々、目を輝かせている子供達、ツェチュを観た瞬間にチベット仏教を中心に生活をしていることがよくわかりました。仏教の教えを劇にして人々にわかりやすく教え伝える。その劇を観る人たちの目も真剣そのものでした。
現在ブータンは王様を中心とした国ですが、2008年にはその王様も象徴的存在になるとの事、現在も首都のティンプーでは建設ラッシュが始まり、それに伴いお隣のインドからの労働者が入り込んでいます。純粋なブータンを観ることができるのは、今しかもうありません。

 
  ツアーコンダクター 末広 康人