東西文明の十字路・トルコを満喫していただくツアーより戻ってまいりました。
この10日間のコースでは、トルコを反時計回りに周遊し、各地に点在する遺跡や自然、寺院などの見どころを余すことなくご覧いただきます。
エーゲ海を臨む町・イズミールを起点に、まずは古代ギリシャや古代ローマ時代から残る遺跡へとご案内しました。エフェス遺跡のケルスス図書館や大劇場、アフロディシアス遺跡の競技場は保存状態もよく、その規模の大きさに驚かされました。
遺跡にてトルコの歴史の深さを感じていただいた次は、内陸部へと移動し、世界遺産にも登録されている自然の造形美をお楽しみいただきました。温泉に含まれる石灰成分が凝固することで出来たパムッカレの石灰棚では、辺り一面が真っ白でまるで雪山にいるかのような風景の中、足湯体験をしていただきました。また、「美しい馬の国」という意味を持つカッパドキアでは、火山の噴火と風化によって造り出された奇岩群による壮観な景色をご覧いただきました。カッパドキアでのご宿泊は、ルレ・エ・シャトー加盟の「ミュージアム・ホテル」です。洞窟民家を改装したホテルは全室内装が異なっており、ユニークな滞在をお楽しみいただけます。
ツアーの締めくくりは港湾都市・イスタンブールの観光です。タイルの美しいブルーモスクとキリスト教会をモスクに改修したアヤソフィア博物館では、トルコにおける宗教変遷の歴史を目の当たりにしました。また、トプカプ宮殿やドルマバフチェ宮殿はため息が出るほど豪華な造りで、オスマン帝国の権力の偉大さが感じられました。