更新日:2004年10月現在 |
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日本と同じような四季があります。砂漠の暑さが和らぐ10月、11月、あちらこちらに野生の花々が咲く3月〜5月はシリア・ヨルダンの旅のベストシーズンです。
冬(12月〜2月)はシリアではかなり気温が下がり、雪が降ることもありますので、日本の冬と同じような防寒具が必要です。ヨルダンは比較的気温が高めで過ごしやすいでしょう。
死海付近は、温かい空気が溜まりやすく、年間を通して気温が高いので、冬でも浮遊体験が可能です(但し、天候によって肌寒い日もあり、できないこともあります)。
真夏(6月下旬〜9月)は日中、気温がかなり上がり35℃くらいになる日もしばしばありますが、空気が乾燥しているため、日陰に入ると涼しく、また、朝晩は涼しくなるため、むしろ東京・大阪の夏よりも過ごしやすく感じます。死海付近は湿気がありますので夏は蒸し暑くなります。
雨季は11月〜3月。ただし年間を通して降水量の非常に少ない地域ですので、雨季の間でも各月の降水量は、東京で最も降水量の少ない1月に相当する程度です。
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1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
ダマスカス/シリア |
最高気温 |
8 |
10 |
13 |
18 |
22 |
25 |
28 |
27 |
24 |
19 |
14 |
8 |
最低気温 |
4 |
5 |
10 |
14 |
19 |
24 |
25 |
25 |
22 |
16 |
9 |
4 |
降水量 |

35 |

32 |

24 |

14 |

5 |

1 |

0 |

0 |

0 |

11 |

24 |

37 |
アンマン/ヨルダン |
最高気温 |
11 |
13 |
15 |
19 |
26 |
26 |
27 |
28 |
27 |
23 |
21 |
12 |
最低気温 |
5 |
4 |
8 |
12 |
18 |
22 |
23 |
23 |
21 |
18 |
11 |
6 |
降水量 |

53 |

40 |

68 |

27 |

2 |

0 |

0 |

0 |

0 |

7 |

28 |

57 |
東京/日本 |
最高気温 |
7 |
8 |
10 |
16 |
21 |
24 |
28 |
29 |
25 |
20 |
15 |
10 |
最低気温 |
1 |
2 |
5 |
11 |
15 |
18 |
22 |
22 |
19 |
13 |
8 |
3 |
降水量 |

45 |

60 |

100 |

125 |

138 |

185 |

126 |

148 |

180 |

164 |

89 |

46 |
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観光時は動きやすい服装に、はき慣れたスニーカーなどの運動靴で。汚れても差し支えのない服装をお持ちください。
また、足場の悪い遺跡めぐりが多く、転倒の危険もありますので、女性でもヒールのある靴はお避けください。ダマスカス市内観光では、モスクや教会に入場しますので、男女ともにノースリーブやタンクトップ、ショートパンツなどの肌の露出度が高いものは控えたほうが無難です。
なお、冬(12月〜2月)に旅行する場合は、日本の冬と同じような服装をご用意ください。夏でも夜間は冷えることもあるので、薄手の上着をお持ちになると良いでしょう。
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●リュックサック (遺跡観光の際、両手があくと便利です) |
●サングラス、日焼け止めクリーム、帽子 (日差し対策) |
●大判のスカーフやハンカチなど
(ワディ・ラムの4WDドライブでは砂埃が舞うので、顔を覆うために。) |
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●水着
(死海での浮遊体験をご希望の方、夏季にホテルのプールをご利用になる方など) |
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ヨルダンでは、最近日本でもブームの死海のミネラルたっぷりの製品が人気です。
泥石鹸、塩石鹸、泥パック、バスソルト(入浴剤)など、特に女性に喜ばれます。
また、世界的にも有名なアレッポのオリーブ石鹸は、本場アレッポのスークで購入できます。
どちらも日本で購入するよりもはるかに安価に手に入りますが、たくさん購入するには重たいのが少々難でしょうか?
ペトラでは、砂で模様を描いたボトルが人気を呼んでいます。ラクダやナツメヤシなど砂漠らしいイラストが色の付いた砂で描かれていて、記念にもなります。
その他、アラブの国らしい民族衣装や、各種手工芸品はスークで手に入ります。
ダマスカスは、かつてヨーロッパの貴族たちがこぞって買い付けたという、ダマスク織りの本場。スークには、この豪華で美しい絹織物を扱うお店もあります。
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