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モロッコ トラベルインフォメーション
更新日:2004年10月現在
モロッコ=サハラ砂漠=乾燥地帯というイメージが強いでしょうが、サハラ砂漠はモロッコのほんの一部。様々な気候を持つ国なのです。
モロッコの気候は、国土を東西に走るアトラス山脈の北と南で大きく分けることができます。

●アトラス山脈より北・・・カサブランカ、ラバト、フェズなど
大西洋、地中海に近いため、温暖な海洋性気候。オリーブ畑や穀倉地帯など、地中海沿岸の典型的な風景が広がります。
5月〜9月が乾季でほとんど雨が降りません。
11月〜3月は雨が降る日もあります。
冬(12月〜2月)は天気の悪い日や朝晩は10℃を下回ることもあります。

●アトラス山脈より南・・・サハラ砂漠(エルフード、メルズーガ)、カスバ街道(ワルザザートなど)
砂漠気候で、非常に乾燥していてほとんど雨が降りません。夏(6〜9月)の日中は気温がかなりあがりますが、日陰にはいると涼しく快適です。冬(12月〜2月)でも日中は上着がいらないほど暖かくなる日がありますが、一日の気温差が大きく、朝晩は急激に気温が下がります。
気温は℃、降水量はmm
  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
カサブランカ/モロッコ
最高気温 15 15 17 20 21 23 24 25 23 22 19 16
最低気温 11 10 12 14 16 19 20 21 20 17 14 11
降水量
71

78

69

36

17

9

0

2

6

35

71

109
東京/日本
最高気温 7 8 10 16 21 24 28 29 25 20 15 10
最低気温 1 2 5 11 15 18 22 22 19 13 8 3
降水量
45

60

100

125

138

185

126

148

180

164

89

46
※2005年 日本旅行業協会ホームページより
●観光中
基本的に動きやすい服装ご用意ください。
特にフェズの旧市街(メディナ)観光は細い路地をすべて歩いての観光となりますので、疲れにくい靴をご用意ください。
また、サハラ砂漠では靴の中に細かい砂が入り込みますのでくるぶしまであるスニーカーやブーツタイプの靴が重宝します。
●12月〜2月
真冬でも日本のような防寒具までは必要ありませんが、ジャンパーなど厚手の上着は必要となります。砂埃が多いので、ウールなど起毛素材よりは、表面がツルッとした素材(砂などが付いても手ではたけば落ちるようなもの)が望ましいです。
冬はサハラの早朝は大変冷え込みますので、厚手の靴下、軍手をお持ちになると良いでしょう。
日程3日目のヴォルビリス遺跡観光、6日目のサハラ砂漠、7日目のアイト・ヘン・ハッドゥ観光では女性でもパンツスタイルが望ましいです。
グローバルのツアーでは、エルフード以外では5ッ星ホテルを利用しますので、ホテルでの夕食時、ファンタジア騎馬ショーの際にはちょっとしたオシャレ着をお持ちください。
●リュックサックやたすきがけできるショルダーバック
(旧市街(メディナ)観光、遺跡観光の際、両手があくと便利です)
●サングラス、日焼け止めクリーム、帽子(日差し対策)
●大判のスカーフやハンカチなど
(サハラ砂漠では砂埃が舞うので、顔を覆うために。)
● モロッコで楽しめる季節の花々
冬の終わりから初夏にかけては、モロッコ各地で美しい花々もお楽しみいただけます。バスの車窓から、また散策中にご覧いただける花を紹介します。(時期は気候等で異なる場合があります)
1月 ミモザ(マラケシュからカサブランカへのルート上でよく見かけます)
2月 アーモンドの花(薄ピンク色で、サクラに似ています)
3月〜4月 リンゴアンズなどの果物の花(メクネス〜フェズ間、アトラス山中の町ミデルト周辺には果樹園が広がります)
4月下旬〜5月 バラの花(カスバ街道。スクーラを中心とした一帯にバラ畑が広がります)、 ジャカランダの花(薄紫色の花が、木いっぱいに咲きます)
● サハラ砂漠でのご注意
カメラに細かい砂が入り込み、故障の原因ともなりますので、持ち歩く際には必ずケースやビニール袋に入れてください。(むき出しでは持ち歩かない)
●フェズやマラケシュのメディナにて
色とりどりのバブーシュ
メディナには様々な工房がひしめき合い、手作りの趣きのある製品が並びます。
カーペットなどの織物、銀・真鍮細工(細かい模様の入った飾りざらなど)、革製品、また、フェズの彩釉陶器は有名。バリエーション豊富な絵柄があります。)
民族衣装、バブーシュ(スリッパのような形の革製のサンダル。カラフルな色と刺繍が楽しい。)
面白いものでは、メディナにあるベルベル人の薬屋さん。薬草から作るベルベル伝統の各種薬のほか、香りのする色とりどりの石や、アロマオイル、クリーム、香料なども。
店内にずらっと並べられたガラス瓶に保存してあり、それを眺めるだけでも楽しい。
●サハラ砂漠、カスバ街道
ローズ・ド・サハラ(砂漠のバラ。砂漠の砂の中で長い歳月をかけて自然に造られる、バラの花のような形の結晶)、アンモナイトやオウムガイの化石の入った石(ペーパーウェイトやお皿などに加工されているものも、シックで素敵)、紫水晶などの鉱物。
また、カスバ街道沿いはバラの産地としても有名です。
ローズウォーターやローズオイル、バラの香りのクリームなどが豊富です。
 
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