太平洋に浮かぶ自然の宝庫 常春のカナリア諸島
ランサローテ島へ

ホームへ

6日目 3月16日(日)
   半袖 7,500歩

 04:45 早朝のモーニングコール
 07:40 高速カーフェリーにてテネリフェへ。900人乗り。スーツケースを入れる貨車のスペース
     が少なく、苦戦しました。お客様にもお手伝い頂きましてありがとうございました。


                 高速双胴フェリー(船首)   フェリーから見た朝焼けのテイデ山

 08:10 テネリフェ・ロス・クリスチアノス 再びコバさんと再会です。
 09:15 カンデラリア カナリア諸島全域の守護神で、地元で信仰の厚いカンデラリアのマリア
     像を見学しました。

                カンデラリア教会           カンデラリアのマリア像

     今日は、この町のカーニバルのため会場
     作りに人が出ていました。駐車場は移動
     遊園地になっていました。
     空港まで時間があるために、サンタクルス
     の町のパノラマをしました。新しく開園する
     オペラ劇場、ジャカランダの並木、緑の多
     い町のパノラマ、ドラゴの公園。
     そして空港へ。

  グアンチェ族の像      カーニバル準備


   サンタクルスの町        町のパノラマ             空港           双発プロペラ機

 12:30 無事にテネリフェ島出発 70人乗り双発プロペラ機。自由席。
 13:30 ランサローテ島到着。ところが・・・空港のイベリア航空の職員のストライキのために、
     機内の荷物が一向に降りてきません。ロンドンやオランダからの乗客もずっと待機し
     ていました。空腹のなか、ほんとうにおまたせしました。

キャロルさん
50分待ちで空港をやっと脱出。最新型の大型バスに
6名のお客様。ドライバーはホセさん。ガイドは英国人
で島に住んで26年のキャロルさん。
一路北上してレストランへ。オルゾラの漁村にて。
空腹にご辛抱いただいた後の、お食事は格別でした
でしょうか?

オルゾラのレストラン


       サラダ           カナリアシチュー      アジの塩焼きグリル    甘いアーモンドソース
                                    モッホ(赤と緑のソース)を    たっぷりのプリン
                                    かけて頂く小さなじゃがいも
     食後は、ハメオス・アグアの見学。
     アグアは水、ハメオは空洞という意味です。セサール・マンリケの作品です。溶岩流の
     流れた後のトンネル(自然の空洞)や陥没を利用して作った自然公園は不思議な空間
     でしたね。コンサートホールも同様に溶岩流の流れが作り出した自然の造形美です。


 ハメオス・アグア シンボル  ハメオス・アグア入場口       火山博物館            展示室


  ハメオス・アグア入口       ハメオス・アグア      コンサートホール入口      コンサートホール

     夕食:ホテルの豊富な種類のブッフェ。圧倒的にドイツの人々でしたね。


     ご宿泊:ランサローテ島で一番のオキシデンタル・テギゼ・
          プラヤ
          全室オーシャンヴューのホテルのお部屋でおくつ
          ろぎいただけましたか?プールが印象的でしたね。

オキシデンタル・テキゼ・プラヤ

ランサローテ島とセサール・マンリケについて
● 人口15万人、5万人が首都のアレシフェに住む。冬23度、夏28度。常に心地よい海からの
  風が吹く。
  観光客は、英国、フィンランド、ドイツの順。日本人は一年に数十人とまだまだです。
● セサール・マンリケはこの島に生まれ、マドリッドで学び、ロンドンで個展を開く。
  やがて、ロックフェラーの目にとまりニューヨークの個展が大成功。世界的に有名な芸術
  家として認められる。1992年に自動車事故で亡くなる
● 島の自然を愛するマンリケは、テネリフェやグラン・カナリアのリゾート開発をみて、愕然と
  します。そして、島の自然を守るように住民を説得して、議会を動かし規制を作りました。
  建物の高さは、4階立てまで。建物の色は白またはベージュ。
  窓の枠は緑か青。道路の看板は一切禁止。
  以上でこの島の景観を美しく保っています。マンリケの運動がな
  ければ、乱開発に島の自然は失われていたかもしれません。
  芸術家が政治家をも動かし、島の自然を守りました。それは、い
  まも島の人々に受け継がれています。

最初の作りかけホテル



                   前のページへ  次のページへ          ページの先頭へ