太平洋に浮かぶ自然の宝庫 常春のカナリア諸島
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ランサローテ島へ
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04:45 早朝のモーニングコール
07:40 高速カーフェリーにてテネリフェへ。900人乗り。スーツケースを入れる貨車のスペース
が少なく、苦戦しました。お客様にもお手伝い頂きましてありがとうございました。
 
高速双胴フェリー(船首) フェリーから見た朝焼けのテイデ山
08:10 テネリフェ・ロス・クリスチアノス 再びコバさんと再会です。
09:15 カンデラリア カナリア諸島全域の守護神で、地元で信仰の厚いカンデラリアのマリア
像を見学しました。
  
カンデラリア教会 カンデラリアのマリア像
今日は、この町のカーニバルのため会場
作りに人が出ていました。駐車場は移動
遊園地になっていました。
空港まで時間があるために、サンタクルス
の町のパノラマをしました。新しく開園する
オペラ劇場、ジャカランダの並木、緑の多
い町のパノラマ、ドラゴの公園。
そして空港へ。
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グアンチェ族の像 カーニバル準備
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サンタクルスの町 町のパノラマ 空港 双発プロペラ機
12:30 無事にテネリフェ島出発 70人乗り双発プロペラ機。自由席。
13:30 ランサローテ島到着。ところが・・・空港のイベリア航空の職員のストライキのために、
機内の荷物が一向に降りてきません。ロンドンやオランダからの乗客もずっと待機し
ていました。空腹のなか、ほんとうにおまたせしました。

キャロルさん
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50分待ちで空港をやっと脱出。最新型の大型バスに
6名のお客様。ドライバーはホセさん。ガイドは英国人
で島に住んで26年のキャロルさん。
一路北上してレストランへ。オルゾラの漁村にて。
空腹にご辛抱いただいた後の、お食事は格別でした
でしょうか?
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オルゾラのレストラン
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サラダ カナリアシチュー アジの塩焼きグリル 甘いアーモンドソース
モッホ(赤と緑のソース)を たっぷりのプリン
かけて頂く小さなじゃがいも
食後は、ハメオス・アグアの見学。
アグアは水、ハメオは空洞という意味です。セサール・マンリケの作品です。溶岩流の
流れた後のトンネル(自然の空洞)や陥没を利用して作った自然公園は不思議な空間
でしたね。コンサートホールも同様に溶岩流の流れが作り出した自然の造形美です。
   
ハメオス・アグア シンボル ハメオス・アグア入場口 火山博物館 展示室
   
ハメオス・アグア入口 ハメオス・アグア コンサートホール入口 コンサートホール
夕食:ホテルの豊富な種類のブッフェ。圧倒的にドイツの人々でしたね。
ご宿泊:ランサローテ島で一番のオキシデンタル・テギゼ・
プラヤ
全室オーシャンヴューのホテルのお部屋でおくつ
ろぎいただけましたか?プールが印象的でしたね。
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オキシデンタル・テキゼ・プラヤ
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ランサローテ島とセサール・マンリケについて
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● 人口15万人、5万人が首都のアレシフェに住む。冬23度、夏28度。常に心地よい海からの
風が吹く。
観光客は、英国、フィンランド、ドイツの順。日本人は一年に数十人とまだまだです。
● セサール・マンリケはこの島に生まれ、マドリッドで学び、ロンドンで個展を開く。
やがて、ロックフェラーの目にとまりニューヨークの個展が大成功。世界的に有名な芸術
家として認められる。1992年に自動車事故で亡くなる
● 島の自然を愛するマンリケは、テネリフェやグラン・カナリアのリゾート開発をみて、愕然と
します。そして、島の自然を守るように住民を説得して、議会を動かし規制を作りました。
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建物の高さは、4階立てまで。建物の色は白またはベージュ。
窓の枠は緑か青。道路の看板は一切禁止。
以上でこの島の景観を美しく保っています。マンリケの運動がな
ければ、乱開発に島の自然は失われていたかもしれません。
芸術家が政治家をも動かし、島の自然を守りました。それは、い
まも島の人々に受け継がれています。
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最初の作りかけホテル
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