「クロアチア・スロヴェニアの旅」13日間から帰国した翌日、プリントに出した写真を受け取りに行ったときのことです。
店主が大きくA3に引き伸ばした〔プリトヴィツェの滝のプリント〕を2枚差し出しながら、「素晴らしい写真なので無断で大きくプリントさせてもらいました。1枚はお客様に差し上げますので、後の1枚はお店に飾らせてもらってよろしいでしょうか」とのご挨拶。アマチュアカメラマンとってこんな嬉しい話はありませんので「どうぞどうぞ」と喜んでOK。お店のお客さんに聞かれたときのために、滝の名前と場所を教えて欲しいとの言葉に、ここぞとばかりに大小16の湖が自然の滝で互いにつながり合っている景観、そこを「遊歩道〜遊覧船〜遊歩道〜電気自動車」で約3時間かけて歩いたことなど他のプリントもお見せしながら思わず熱弁をふるってしまいました。あわせてドブロヴニクの城砦都市などクロアチアの他の観光名所についても聞かれるままに大いに喋りまくり、最後にお礼もかねて、A3用の額縁を購入。意気揚々と家に帰り、得意満面で女房殿に報告したところ、「写真屋さんは商売上手ね」と軽くいなされてしまいました。どうやら女房殿の見方が正しいようですが、写真をほめられた嬉しい気分は変わらず、その嬉しい気分が初めて「旅の思い出」を投稿する発端になった次第です。